テレビ東京「よだれもん家族」　お取り寄せ通販で家族団らん

　お笑いコンビ「さまぁ～ず」の大竹一樹（54）が主役を務めるテレビ東京「よだれもん家族」（日曜前11・00）が新感覚のホームドラマとして話題となっている。 　テレ東が得意とする“飯ドラマ”で、テーマは「お取り寄せ通販」。団地に住んでいる家族が、大好きなお取り寄せを通じてクスッと笑える会話劇を繰り広げている。同局の工藤里紗プロデューサーは「昔より身近になっているのがお取り寄せ。普通の家族がちょっとした楽しみでできることは何かと秋元康さんが発案されました」と振り返った。

　毎話登場するお取り寄せはリアルな人気商品。食通で知られる企画・原作の秋元康氏（64）が監修して厳選している。放送後には視聴者から注文が殺到し、多くの商品が品薄となっている。

　同番組は人気料理番組「男子ごはん」（日曜前11・25）の直前の時間帯に編成され、4月期から2クール放送されている。工藤氏は「日曜午前のご飯タイムにまとめてゆっくり見ていただいて、この家族が少しでも視聴者に浸透すれば」と期待。今後、続編や特番の放送、ビジネス展開も計画されているという。