ダチョウ倶楽部 ゲン担ぎで命名も…1年後に気付いた重大ミス「ふと気付いたらDになってる」
2022年09月11日 17:33
芸能
肥後によると、当時売れていたタレントから法則性を見つけたという。「関東、東京で売れている芸人さんは頭文字にTが多い。たけし、とんねるず、タモリとか」。さらに、当時人気だった女性アイドルグループ「おニャン子クラブ」から、クラブの文字を“拝借”。Tで始まる言葉+倶楽部でユニット名を考えたことを明かした。
「トラクターズ倶楽部、トマトケチャップ倶楽部…」と候補を挙げていくうち「だんだんだんだん、みんな煮詰まってきて、バカになってきて」といい、「濁音ってあるってなった。ダヂヅデド。その方がバン!って勢いがある」と、ダ行に移行して探し続けたという。
そんな中、ピッタリ当てはまるのがダチョウという響きだった。「ダダダダダ…と考えた時に、ダチョウ倶楽部ってポッと浮かんだんです。姿見の鏡の前で“ダチョウ倶楽部です!”ってやったら、ああ、合ってる。これだってなった」。その名前で事務所に登録し、活動を始めた。
肥後が重大なミスに気付いたのは、それから1年ほどたってからだったという。「それから1年くらいたって、ふと気付いたら、ダチョウ倶楽部になったとたんにTじゃなくてDになってる!」。その瞬間、頭文字がDで売れているグループとしてドリフターズが浮かんだが、肥後は「だけどドリフターズは、正式名称はザ・ドリフターズで、Tなの」とガックリ。しかし、そんな中で頭角を現してきたのが、ダウンタウン。肥後は「売れない…と思ってたら、ダウンタウンが出てきて、Dで売れるんだと」と振り返っていた。