M―1 アキナが2回戦進出 本気モードの秋山「1つ1つ突破していきたい」

2022年09月28日 13:48

芸能

M―1 アキナが2回戦進出 本気モードの秋山「1つ1つ突破していきたい」
「M-1グランプリ2022」の1回戦に登場したアキナの山名文和(左)、秋山賢太 Photo By スポニチ
 「M―1グランプリ2022」の1回戦が28日、大阪・心斎橋で行われ、3度目の決勝進出、王者を目指すお笑いコンビ「アキナ」が登場。2回戦進出を決めた。
 16、20年に決勝へ進出。17、18年は準決勝で敗れたが、昨年は6年ぶりに準々決勝で敗退し、今年のシード権を得られず1回戦からの登場となった。他の芸人とのコンビ解消後に「アキナ」を結成したのが12年で、秋山賢太は39歳、山名文和は42歳。この日の1回戦MCのガクテンソク・よじょう(41)、奥田修二(40)は後輩。「賞レースの中では(年齢も)上から2番目ぐらい。うっすら恥ずかしさも」と山名は苦笑いする。

 だが、2人とも1回戦から全力投球だ。秋山は「1回戦も2回戦もない。M―1は緊張する。年々レベルも上がってるし、若手もしっかりネタを作り込んできている」と警戒感をあらわにする。2回戦以降に出すネタも「何本か用意。それを直していくか考え中です」と山名も真剣だ。

 2年前の決勝で大スベりした“消したい過去”について「忘れたことがない」と秋山。「一生残りますよ。でも、それを糧に頑張ってます」と山名。先輩、後輩芸人からイジられるが、山名も「エエもんではないけど、それはありがたい。楽です」と芸人根性は決して消えることもない。

 秋山は19年にABC・塚本麻里衣アナウンサー(35)と結婚し、昨年3月に第1子女児が誕生。山名も昨年7月に吉本新喜劇・宇都宮まき(40)と結婚して、今年4月に第1子男児を授かった。ともに「メッチャかわいいですよ」と目を細め、「子供のためなら」と決意も新たにしている。

 地上波テレビ9本、ラジオ1本、ネット配信番組4本のレギュラーを持つ売れっ子、人気者。背負うモノもできて、昨年よりも、一昨年よりも今年の本気モードは力強そう。「決勝に行って当たり前ではない。1つ1つ突破していきたい」と秋山もしっかり前を見据えている。
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