和田アキ子　猪木さん追悼「人を殴って感謝されるってあまりないですよって」「人を明るくする方」

　歌手でタレントの和田アキ子（72）が1日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン　アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に生出演。同日に79歳で死去したアントニオ猪木（アントニオいのき、本名・猪木寛至＝いのき・かんじ）さんを追悼した。 　猪木さんとの交流について「随分長い間、お会いしていないですけど、本当に気さくで明るい方。イタリア料理店でよくお会いして…」と回顧した和田。かつて猪木さんとパチンコ店のCMで共演したことをリスナーから写真付きメールで指摘されると、「失礼しました。忘れておりました」とした上で、「私は食事するところとかで（猪木さんに）冗談ばっかり言って、“（猪木さんが日本に持ち込んだとされる）タバスコでもうけているでしょ？”と言うと、ハッハッハッハッと（笑っていた）」と振り返り、「今思えば、人を楽しませる、人を明るくするっていうか、なんかそういうのをお持ちでしたよね…うん」と言及した。

　猪木さんに“冗談ばかり言っていた”と認める和田は、他にも忘れられないエピソードもあるという。「ご本人に言ったことがあるんで、言わせていただきますけど。“いいですよね～歯を食いしばれ！と人を殴って感謝されるって、あんまりないですよ”って言った。それもハッハッハッって笑っていらして…」とし、「猪木さんは勇気とかね、楽しさをやっぱり与えてくださったから…特に男性の方には。本当にお悔やみ申し上げます」と悼んだ。