若狭勝弁護士 Jアラート誤発信に「いろんな戦略のもとで都合のいい形で発表するということがあり得る」

2022年10月05日 09:32

芸能

若狭勝弁護士 Jアラート誤発信に「いろんな戦略のもとで都合のいい形で発表するということがあり得る」
弁護士の若狭勝氏 Photo By スポニチ
 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が5日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。北朝鮮がミサイルを発射した4日、国が緊急情報を自治体に伝える全国瞬時警報システム(Jアラート)で誤発信があったことに言及した。
 発射情報の発信先に、本来は不要な東京都の島しょ部9町村を誤って含めた。内閣官房が原因を調査中。北海道と青森県の計6市町では防災行政無線などが機能せず、受け取った情報を住民に伝達できないトラブルが起きた。Jアラートによるミサイル情報の発信は5回目で、2017年9月以来、約5年ぶり。岸田文雄首相は「詳細を確認した上で、国民の安心安全のためにしっかり機能するよう努力をしていかなければならない」と述べた。

 若狭氏は「相手が北朝鮮なので、戦略というのはいろいろあると思うんですけど、いずれにしろわれわれが知る情報よりも、もっと水面下でいろんな動きがあると、政府の中でね。あるいはいろんなもっと知らないところ、発表されるのはごく一部で、ある意味、いろんな戦略のもとで都合のいい形で発表するということがあり得る。防衛の問題ですから。ということは分かっていた方がいいかなと思う」と自身の見解を述べた。
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