広瀬アリス 10代後半から反抗期 家族やスタッフに反発「大変な子」も…朝ドラ「わろてんか」が転機に
2022年10月07日 15:00
芸能
「本当にこの仕事が合っているかも分からなかったですし、なんか“やりたい?”って言われたらもちろん楽しいけど、“続けたいか?”って言われたらそんなでもないなって思ってた10代だったので、全部もやもやしてたんだと思います」とも告白。母とは何日も口を利かない時期もあったとし、「もういないものとして扱われて」。それでも「それがあって良かったなと思います、今となっては。なんかいろんな、何て言うんですかね、大人になったと言うか、“あの時ほんとひどかったね”って今は笑いながら話せるので。あのイヤイヤ期があったからこそ、絆というのもより一層深くできたのかなと思いますね」としみじみと話した。
黒柳から「この仕事は嫌じゃなかった?」と問われると、アリスは「分かんなかったんですよ。嫌じゃないと言えば嫌じゃないんですけど、でも怒られるぐらいだったらやりたくないなってと思ってましたね」と大笑い。「でもそれが変わったきっかけが朝ドラでした」と2017年からのNHK連続テレビ小説「わろてんか」だったとした。
黒柳が「朝ドラは面白かったの、行ったら」と尋ねると、アリスは「そうですね。結構自分の身を削りながら。関西弁、大阪が舞台だったので大阪で撮影も全部していて。もともと静岡の人間なので、関西弁も難しいですし、あと漫才とかもやらなきゃいけない、芸人さんの役だったので、もうひたすら芸事のお稽古を撮影の合間に毎日やってましたね」と振り返った。
黒柳から「朝ドラの時には完全燃焼で、その時には俳優の仕事が楽しくなったって感じがして」と振られると、アリスは「楽しかったです。大変でしたけど、一つの作品が終わるといつかまたこの役やりたいなとか、続編とかいいな、とか思ったりするんですけど、朝ドラに関してはもうやり切ったからもうやりたくないんだ、みたいな。もういい、大丈夫、やり切った、全部出し切ったって、たぶん初めて達成感を得たのかもしれないです」と笑顔で話した。