古市憲寿氏 感染対策せぬ客の宿泊拒否、閣議決定に「一方で旅行支援、どっちなのって凄い疑問に思う」

2022年10月10日 09:42

芸能

古市憲寿氏 感染対策せぬ客の宿泊拒否、閣議決定に「一方で旅行支援、どっちなのって凄い疑問に思う」
東京・台場のフジテレビ社屋 Photo By スポニチ
 社会学者の古市憲寿氏(37)が10日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。政府が7日、新型コロナウイルスなど感染症の流行時に、発熱で感染が疑われるのに病院受診の求めに応じず感染確認をしないなど、感染防止策を正当な理由なく拒んだ客の宿泊を、旅館やホテル側が拒否できるようにする旅館業法改正案を閣議決定したことについて言及した。
 古市氏は「基本的対処方針という日本でマスク着けるって法律ではなくて、ガイドラインで推奨されているだけなんですけど、でもこのガイドラインを各業界団体が、時にはさらに拡大解釈して守ってしまっている。だからそれで日本全体でなかなか脱マスクが進まないっていうのがあるんですけど」と持論を展開し、「本当は別にマスクなんて法律でもないんだから自由にやればいいと思うんですけど、根っこにこのガイドラインがあるから、このガイドラインを国が進めて、世界を歩調を合わすってことは凄い大事だなって思うんですね」と自身の考えを述べた。

 そして、あす11日に政府の国内観光振興事業「全国旅行支援」が始まり、訪日客回復に向け、個人旅行解禁など新型コロナの水際規制も大幅に緩和されることにも触れ、「凄いちくはぐだなと思うのは、全国旅行支援、いいんですけど、一方でマスクは着けてくださいとか、コロナ、これから第8波ですか、冬にどうなるか分かんないじゃないですか。どうなっても大丈夫ですよっていう安心感が欲しいのに、なんかコロナとの付き合い方をあいまいにして全国旅行支援もしますっていうのは、どっちなのっていうのは凄い疑問に思っちゃいますね」と話した。
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