不仲説あった桂文枝&桂南光が登場 南光「血気盛んな頃は失礼なこと言ってもめましたが…今は友だち」

2022年10月20日 15:15

芸能

不仲説あった桂文枝&桂南光が登場 南光「血気盛んな頃は失礼なこと言ってもめましたが…今は友だち」
「水辺大落語祭」の前に談笑する(左から)笑福亭仁智、桂文枝、桂南光 Photo By スポニチ
 上方落語「水辺大落語祭2022秋」(11月11~20日)の顔見せクルーズが20日、大阪・大川、堂島川、土佐堀川で開催され、桂文枝(79)、桂南光(70)、笑福亭仁智(70)ら30人の落語家が水上バス「ひまわり」の船上から、中之島・芝生広場や天神橋のファンに落語祭をPRした。
 94年に上方落語協会を退会した南光。11月16日に仁智と「水辺で出会う二人会」(帝国ホテル)で共演する。この機会に協会メンバーとともに乗船。ただ1人米朝一門の法被にを羽織り、ゆかたも米朝さんが着ていたもの。「これを着ると気持ちは米朝です」と笑わせた。

 かつて文枝との不仲説もあったが「私が血気盛んな頃にはご無礼なことを言ってもめましたが。すぐに謝りました。今はライン友だち。落語会などでご一緒した時には、写真を送ってくださいます。友だちというか、恋人というか」と仲の良さをアピール。文枝も「協会員でない方も来られてよかった」と目を細め、仁智と3人で「目の下のシミを取りまして…」と世間話に花を咲かせていた。

 仁智は「南光さんからお誘いを受けて、二人会をやらせていただきます。びっくりしたし、ホントにうれしい。枝雀師匠、仁鶴師匠と2人は仲がよかった。弟子同士が初めて一緒の会を。一生懸命頑張ります」と意欲満々。南光も「力いっぱいやります」と語った。

 「水辺大落語祭」は上方落語の魅力を大阪市民にPRしようと企画。11日から天満天神繁昌亭で前夜祭が開かれ、中之島フェスティバルタワーなどで落語会が開かれる。
【楽天】オススメアイテム