藤井竜王に挑戦、広瀬八段が昨年度の升田幸三賞「△3三金型早繰り銀」 第2局が京都・仁和寺で始まる
2022年10月21日 13:08
芸能
お互い名人戦A級順位戦に所属するが所属が東西に分かれることもあり、今回の7番勝負が今年初対局。昨年は3局指し、藤井の全勝だった。
いずれも藤井の先手で戦型は相掛かり。対局場検分と前夜祭があった20日、広瀬は自身のブログに「歴史ある場所ということでその舞台にふさわしい将棋が指せるように頑張りたい」と意気込みを書き込んだ。先手番を獲るだけではシリーズ制覇へ近づけない。いかにテニスでいうブレイク、後手番勝利をつかめるかがタイトル獲得への近道といえる。広瀬の構想が第2局の見所になった。
44手進んで午前12時半、昼食休憩に入った。2日制8時間のうち藤井が2時間14分、広瀬が48分消費した。メニューは藤井が精進御膳、広瀬は御室桜御膳。