橋下徹氏 韓国の149人死亡雑踏事故、警備の重要性強調「盛り上がりに欠けるという声もあるんですが…」

2022年10月30日 08:38

芸能

橋下徹氏 韓国の149人死亡雑踏事故、警備の重要性強調「盛り上がりに欠けるという声もあるんですが…」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)が30日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。韓国の首都ソウルの繁華街・梨泰院でハロウィーンのために集まった多数の若者らが29日夜、転倒し外国人2人を含む149人が死亡、76人が負傷した事故について言及した。
 韓国メディアは梨泰院に29日夜、数十万人が集まっていたとの推計を伝えた。営業時間などに関する新型コロナウイルス対策の規制が解除されて初めて迎えたハロウィーンで、例年よりも人出が多かった可能性がある。現場は坂道の路地で、密集した若者らが、坂の下へ向かって次々に折り重なるように倒れた。消防は多くが圧死したとみている。負傷者のうち15人は外国人。在韓国日本大使館によると、30日午前6時半(日本時間同)時点で日本人が巻き込まれたとの情報はない。

 橋下氏は、「日本でも明石市で花火大会において悲惨な事故が起きまして11人亡くなられました」と、01年に兵庫県明石市の花火大会で起こった11人が死亡、247人が負傷した歩道橋事故に触れ、「この時にもいろいろ警察の警備状況とかに批判が起きまして、警察も雑踏警備にしっかりと力を入れていこうとなった」と指摘。そして、29日の東京・渋谷の映像を見ながら「スクランブル交差点が凄い状況にこれまでなってたので、かなりこういう形で警察が力を入れて整理をしていると。これ、若者たちというか、雑踏警備をされる側の方からすると、警備状況が厳しくて、イベントの盛り上がりに欠けるなんていう声も出ることがあるんですが、でも警察の方がしっかりこういう警備をすることによって悲惨な事故が起きないようになっている。韓国の方でもこのあたりの検証が必要でしょうね」と自身の考えを述べた。
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