フジ解説委員・松山俊行氏 韓国の149人死亡雑踏事故に「明石の事故で、日本では雑踏警備という概念が」

2022年10月30日 08:40

芸能

フジ解説委員・松山俊行氏 韓国の149人死亡雑踏事故に「明石の事故で、日本では雑踏警備という概念が」
東京・台場のフジテレビ社屋 Photo By スポニチ
 フジテレビ政治部長で解説委員の松山俊行氏が30日、同局「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。韓国の首都ソウルの繁華街・梨泰院でハロウィーンのために集まった多数の若者らが29日夜、転倒し外国人2人を含む149人が死亡、76人が負傷した事故について言及した。
 韓国メディアは梨泰院に29日夜、数十万人が集まっていたとの推計を伝えた。営業時間などに関する新型コロナウイルス対策の規制が解除されて初めて迎えたハロウィーンで、例年よりも人出が多かった可能性がある。現場は坂道の路地で、密集した若者らが、坂の下へ向かって次々に折り重なるように倒れた。消防は多くが圧死したとみている。負傷者のうち15人は外国人。在韓国日本大使館によると、30日午前6時半(日本時間同)時点で日本人が巻き込まれたとの情報はない。

 松山氏は、01年に兵庫県明石市の花火大会で起こった11人が死亡、247人が負傷した歩道橋事故に触れ、「まさに明石の事故を受けて、日本では雑踏警備という概念ができて、事前にこれまではコンサート警備などのマニュアルをそのまま引用してたってことが問題になったってことありましたけど、それを受けて1回1回大きなイベントがある時は新しい警備計画をつくるということも見直しとしてなされたってことがありました」と指摘し、「まさにそういったところがきちんとできていたのかっていうのが、今回ソウルのケースで気になりますよね」と自身の思いを話した。
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