サンド富澤 引き際について言及「60歳ぐらいで辞めようかなと」 伊達「僕は仙台に帰りたいんです」
2022年11月12日 18:35
芸能
2人の出会いは仙台商業高等学校のラグビー部の同期。その部活に面白い先輩がいたそうで、伊達は「僕と富澤がイジられて、水たまりで“2人で泳げ”とか、“メドレーをしろ!”とか、そういうのを必ず僕と富澤がやらされていて、そこに富澤が“ちょうど泳ごうと思ってたんです!”って言ったんです。“なんておもしれ―やつだ!”と思って。それで先輩も笑った。主に下ネタになっちゃうんですけど、そんな中、富澤はしゃべりでハガ先輩を笑わせていた。“面白いやつがいるな!”って思いましたね」と回顧。富澤は「先輩を笑わせないと帰れないんです。それがあるんで、自分から飛び込んでいくしかない」と笑った。
高校卒業後、すでに就職していた伊達を富澤が芸人の世界へ誘った。富澤は「今まで人生の中で会った人の中で(伊達が)一番面白かった。もう働いてたんですけど、この面白い人を田舎のただのサラリーマンにしておくのはもったいないなっていうのはありましたよね」とコンビ結成時を振り返った。
そうやって上京し、芸人を目指した。「東京に出た来た時に、(伊達に)“お前のやりたいことはなんだ。それ書いて”と。目標として持ってました」と富澤。当時、伊達が書いた目標は「野球をやらせる」「ボルボワゴンに乗せる」「ナレーターをさせる」「歌を出させる」「極道映画に出演させる」「オールナイトニッポンをやらせる」「食べ物のCMに出演させる」の7つだったというが、これまでにすべてをかなえている。伊達は「富澤凄いですよ。全部かなえてくれました」と感心しきり。
富澤は芸人だけでなく、俳優としての活躍も目立つように。キャスターの小倉智昭氏から「最後は俳優?」とイジられると、富澤は「思ってないですね」ときっぱり。「むしろ60歳ぐらいで辞めようかなと思ってます」と60歳での引退を示唆した。
一方、伊達は「僕は仙台に帰りたいんです。なんか故郷、仙台で、できれば富澤と一緒に何かをやりたい」と告白。「仙台ってやっぱりバラエティーの文化とか、福岡、名古屋、広島、札幌と比べると劣るんですね。仙台からお笑いを始めて、東京に進出するやつがいてもいいのかなと思って、仙台にちょっとした劇場を作るとか。何か我々の力で盛り上げることができたらなと思っている」と構想を明かした。