木村拓哉 「ぎふ信長まつり」での徹底したこだわり 「自分の中でどんどん盛り上がっちゃって」
2022年12月04日 13:16
芸能
映画の撮影中に伊藤から祭りの存在を聞いたという木村。当時を回想し「バリバリ、このまんま信長なわけだし。行けばいいじゃん!それ面白くね?って。いろんな舞台挨拶とか、映画っていうものを知っていただくいろんな方法って今まであったと思うけど。自分が(信長を)やらせていただいたのは偶然なんだけど、実際に岐阜っていう場所でそういうものがあるなら参加して、皆さんに知っていただくっていうのがすごくスマートだなって思って。絶対良いじゃんって盛り上がったんですよ、話が」と懐かしんだ。
さらに「自分の中でどんどん盛り上がっちゃってさ。だったら、今回の作品のまんま行こうぜって。衣装とか扮装、細かいメイクだったり確実に映画の中のまんま行こうよって盛り上がって。京都のスタッフだったり、メイク、衣装だったり」と細部まで完全再現を目指したことを明かした。
また「そうそう、これもお願いしたのよ。なんて言えばいいんだろう…町の人たちが着物着て、鎧着て歩かれるっていうのももちろんお祭りとしては大正解だと思うんだけど、せっかく自分とかヒデが映画の中からそのまま飛び出したような形にするんであれば、京都の東映の役者さんたちにも来ていただいて、存在してもらおうよって。そしたらいろんなことがOKになって」。撮影現場で所作や殺陣指導をしてくれていたレジェンド級の役者の参加も実現し「京都の長ですよ。お祭りに鎧着て歩いていただけるような人ではないんだけど…京都の時代劇のトップオブトップが集結して」と懐かしんだ。木村の呼びかけもあって、当日の控室には、時代劇制作に携わる一線級の役者やスタッフが大集結したという。
伊藤は「木村さんじゃなきゃ動かなかったと思いますよ。心意気がすげえなっていつも思う。人が喜ぶことを喜ぶ形で表現してくれる。場面を作ってしっかりやってくれるところが。そこの懐がでかい」と感激しきりだった。