吉例顔見世が開幕　中村獅童が24年ぶり出演　「いがみの権太」熱演し大きな拍手浴びる

　京都の師走を飾る「當る卯歳　吉例顔見世興行」が4日、京都南座で開幕した。 　中村獅童（50）が24年ぶりの顔見世出演で、第一部の幕開け「義経千本桜　すし屋」に主演。鬼気迫る「いがみの権太」を熱演し大きな拍手を浴びた。

　新型コロナの影響を受け今年も3部制での上演も、客席は98％とにぎやかさも戻り、飲食も解禁。幕あいにお弁当を広げる風情ある客席が帰ってきた。公演は25日まで。12、19日は休演。