しずちゃん結婚　ファン祝福も「佐藤健と結婚」珍トレンド入り　勘違いする人続出「空目」「見間違えて…」

　お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の“しずちゃん”こと山崎静代（43）が7日深夜に、相方の山里亮太（45）がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「JUNK山里亮太の不毛な議論」（水曜深夜1・00）にゲスト出演し、舞台俳優の佐藤達（47）と結婚することをサプライズで発表。番組内で、山里が婚姻届けの証人としてサインをした。 　深夜の突然の吉報に、ツイッターでは「しずちゃん」「俳優・佐藤達」などが続々トレンドイン。中でも「佐藤達」を「佐藤健」と見間違えた人が多く「佐藤健と結婚」なるワードもトレンド入りした。

　フォロワーからは「結婚相手が佐藤健だと見間違えてる人、私だけじゃなくて安心した」「しずちゃんと佐藤健が結婚したんかと思った」「『佐藤健』と結婚したんだ！と思ってビックリしたよ」「しずちゃんの婚約者の名前を空目した人が多いですね…」「しずちゃんの結婚相手、佐藤健と見間違えて朝からエーー！って叫んじゃった」などと勘違いの声が続出したほか、「おめでとうございます　ラジオで発表してくれるの嬉しいな」「既婚者コンビ南海キャンディーズ爆誕！」「もともと南キャンの空気感が好きだし、山ちゃんと蒼井優さんがしあわせになって、しずちゃんにも…と勝手に願っていたからすごく嬉しいです」などと祝福のコメントも続々と投稿された。

　しずちゃんは番組の途中で突然「結婚する私へ質問を募集します」と話すと山里は「何それ！」と絶句。「その通りです。言った通りで」と答えると「え？え？それ…それ…え？え？みんな知ってるの？マジで？うそお！マジで？」と何も言えない状態が続き「山ちゃん、え？しか行ってないやん」と言われるほどだった。「付き合っていたの、誰かと？」と聞かれた山崎は「そうです。最近気づいているかと思ったんだけど」と答えたが、山里は「気づいてないよ。そんなことないと思っていた」と絶叫した。

　交際は「ちゃんと付き合おうとしたのが3月なので、今で9カ月くらい」と明かし「わりと最初から（結婚）を意識していた。私から押していった感じです」と語った。「初めて追いかけて振り向いてくれた。舞台で共演していた。お芝居がすごいなあと思って」と嬉しそうに話し、好きなところは「才能とやさしいのと、すごい不器用なんです。私と同じかそれよりもしゃべるの苦手な…、あと部屋が汚かったりですかね」と語った。結婚は「まだ」としながらも「まもなくしようと思っています」と明かした。

　山里の妻で女優の蒼井優にはずっと相談していたとし、結婚の報告は「2カ月くらい前に…。すごい頑なに守ってくれていたん」と感謝すると、山里も「すげえな」と、まったく感じさせなかった妻の“女優魂”に感嘆していた。

　終盤には佐藤本人も番組に出演。「この度結婚させていただきます。佐藤達（とおる）と申します。よろしくお願いします」と語り、お互いと「しずちゃん」「とおるさん」と呼び合っていると明かし、好きなところを聞かれると「にかって笑った時にいいなあって。何か、自分がうまくいかないときに、どうしたのって寄り添ってくれて、にかって笑ったの見たら、温かいお茶が出てくるようなほっこりした気持ちになる」と語った。

　19年6月に結婚した山里と蒼井優のキューピッド役となったしずちゃんだが、昨年、テレビ番組に出演した際に自身について、しずちゃんは「恋愛したい気持ちはある」と乙女心を打ち明けていた。また、先週出演したラジオ番組では、好きなタイプを「（体の）大きさは特にこだわりはなくて、ちょっと変わってたり、興味引くような人が好きです」と明かしていた。

　◇山崎　静代（やまさき・しずよ）　1979年（昭54）2月4日生まれ、京都府出身の43歳。愛称は「しずちゃん」。2003年に山里亮太と南海キャンディーズを結成。ボケを担当。06年に映画「フラガール」で本格的な女優デビュー。07年の第30回日本アカデミー賞では新人俳優賞を受賞。07年からボクシングを始め、09年2月にはC級ライセンスを取得したが、ミドル級で12年ロンドン五輪を目指すも出場権を逃し、15年に引退した。1メートル82、血液型A。

　◇佐藤　達（さとう・とおる）　1974年12月31日、秋田県出身の47歳。2000年に上京し劇団「Show-Gun」に所属。その後「劇団桃唄309」に参加。紙芝居詩人としても活動。映画「教科書にないッ！」「教科書にないッ！2」に出演。特技はスキー、卓球、雪かき。1メートル78、65キロ。