年配に理解されにくい「男の美容」…美容男子4人組「BBM」が本音を吐露「父に理解してもらえない」
2022年12月14日 15:30
芸能
広がりつつある男性美容だが、まだ市場は若い世代に留まる。メンバー最年少のTaiyoは、母は美容関係の仕事をしていることもあり理解があるが、「お父さんにはあまり理解してもらえない」と吐露。Keijuも「僕の周りの友達には正直あまり浸透していません。スキンケアも、やっている人はやっているかもしれませんが、SNSでみんなに発信するほどではない」と、世間に浸透しているとは言えないと体感している。
また、Keijuは、バイト先の飲食店でメークにまつわるこんな出来事も。「普段はバイトのときはメークをしていないのですが、撮影のあとに自分のアルバイト先にご飯を食べに行ったときに、70代の常連の方がいらっしゃって。ごあいさつを…と思い歩み寄ったら“何だ、それは!”と言われてしまいました」と吐露。「少しショックでしたが、ある程度年齢が上になってくると、男は何もしなく当たり前だという考え方があると思う。今は変わりつつあって、男性もスキンケア・美容に力を入れるのが当たり前になってきているんだよ、ということを、まずは僕たちが示していきたい」と決意を語り「理解はしてもらえなくても、こういう文化もあるんだなと知ってもらえる一つのきっかけになる活動ができたらいいなと思います」と呼びかけた。
一方で、自然と美容が受け入れられた例もある。野球部出身のJunは、日焼けによる肌の痛みを軽減するために中学時代からこまめに日焼け止めを使用。Junのみならず、周りの部員も大半が日焼け止めを使用していたという。「日焼けをすると痛くて、次の日の試合に影響してしまうので、美容のためというよりは痛みを避けたい思いもありました」と、年配男性にあまり浸透していない日焼け止めなども、部活で活用していたという。
男性美容と言っても、種類はさまざま。20歳のKouseiは「スキンケアをする友達はいても、メークしている人はまだ少ないですね」と話す一方、17歳のTaiyoは「高校生に入ってからより見た目に気を遣うようになって、眉毛とかを書くようになりました」と生活の中にナチュラルにメークを取り入れるなど、若い世代でもばらつきがある。
このように、まだまだ伸びしろのある男性美容マーケット。最年長のJunは「美容は実は誰でもできること。特に男性の方に知ってもらえるように、自分たちの活動をしっかりしていきたい」と固い決意を口にした。