千原ジュニア「一緒に飛行機乗ってた関係ない人はたまらない」マスク拒否で運航妨害の男に有罪判決
2022年12月14日 15:12
芸能
判決などによると、被告は2020年9月、ピーチ・アビエーションの釧路発関西行きの機内で新型コロナウイルス感染対策のマスク着用を拒んだことを巡り、他の乗客に侮辱されたとして大声で謝罪を要求。安全阻害行為をしないよう求める命令書を渡した客室乗務員の腕をひねった。21年4月には千葉県館山市の飲食店でマスク着用を拒んで店の業務を妨害し、駆け付けた警察官の顔を殴った。
奥野被告はこの日も「ノーマスク」で出廷。判決後、法廷で「まるで中世の魔女狩りだ。私は無罪で冤罪だ」と大寄裁判長に大声で詰め寄り、閉廷後の取材には「謝罪も反省も一切するつもりはない」と話した。
ジュニアは「マスク思想は人それぞれで、この人を支持される方もたくさんおられるのかなって思うけど、一緒に飛行機乗ってた関係ない人はたまらないでしょうね」と釧路-大阪便が新潟に緊急着陸した点を指摘。「例えば、親のことで最後、看取れなかったとか、大きな商談がこれで上手くいかなかったとか、いろんなことがあるでしょうから」と他の乗客に多大な影響を及ぼした可能性があるとした。
その上で「搭乗する時、マスクしてはらへんわけで、その前で手荷物検査とか例えばブーツ履いてたら脱がされるし、そこでなんとかでけへんかったのかな」とマスクを着用していないことから、航空会社が事前に搭乗拒否をできなかったのか、首をひねりながらも「それやったら自分で車で移動してもらった方がええなとか思いますね」と奥野被告自身もマスクの着用是非を問われない自家用車で移動すべきだったのではとした。そして「両者が寄り添うことはない気がしますよね」と語った。