滝沢秀明氏 火山探検家として南極の火山へ?来年も目が離せない「滝沢火山」

2022年12月20日 08:00

芸能

滝沢秀明氏 火山探検家として南極の火山へ?来年も目が離せない「滝沢火山」
滝沢秀明氏のツイッターアカウント(@h_Takizawa329)から
 【激動2022 芸能(3) 】 ジャニーズ事務所の副社長を務めていた滝沢秀明氏(40)が10月末に事務所を去り、芸能界に激震が走った。プロデュースを手掛けたSnow Man、SixTONESらが目覚ましい活躍を見せる中、突然の退任劇だった。
 滝沢氏は2018年をもってタレント業を引退。故ジャニー喜多川さんの後継者となるべくプロデュース業に携わり、その手腕は高く評価されていた。事務所によると、退任は滝沢氏からの申し入れを受けてのもの。ただ、退任にあたっての記者会見もコメントもなく臆測を呼んだ。

 事務所を去った後はツイッターアカウントを立ち上げたことが大きな話題に。フォロワーは19日現在で256万人超。発信力も影響力もあるだけに、気になるのは今後の動向だ。周囲に「半年間は動かない」と話しているといい、具体的な動きはまだ見えてこない。今後も裏方としてプロデュース業や映像・音楽制作などに携わっていくとみられる。

 一方、滝沢氏には火山探検家の顔もある。以前から希望していたのが南極のエレバス山の火山探検。世界の五大溶岩湖のうち、4カ所は探検済み。残る1つがエレバス山だ。

 探検家の吉田勝次さん(56)によると、標高は3794メートルといい、実行までの道のりが特に困難と説明。「南極に行くだけで費用は1000万円は下らないのでは。アクセスも限られる」。どの基地をベースにするのか、エレバス山のガイドも必要。夏でもマイナス40度の気温で風も強く、それに耐えうる装備や持ち運ぶ仲間も重要だ。「すぐ挑戦できるような山ではない」と話しており、十分な準備期間が必要だ。

 過酷な環境が待つ分、絶景や思わぬ映像が期待できるだけに、テレビ局も火山探検家としての滝沢氏に熱視線を送る。吉田さんは「局から“滝沢さんと登ることがあれば教えてほしい”と問い合わせも来ている」と明かした。タレント業は引退したが、火山探検家としての出演依頼なら受ける可能性は十分ある。発信力もあることから、吉田さんは「火山に興味がなかった人にも、景色や素晴らしさを伝えられる」と期待を寄せる。プロデューサーとしても、火山探検家としても動き始めれば大きな話題になるのは必至。“滝沢火山”はいつ火を噴くのか。来年も注目されそうだ。
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