小林幸子、ゆたぼんを攻撃するアンチに疑問「子供の思いを受け入れてあげる大人の社会でなきゃ」

2022年12月20日 10:20

芸能

小林幸子、ゆたぼんを攻撃するアンチに疑問「子供の思いを受け入れてあげる大人の社会でなきゃ」
小林幸子 Photo By スポニチ
 歌手の小林幸子(69)が、20日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。「少年革命家」を名乗る不登校ユーチューバーのゆたぼん(14)を巡るネット上での誹謗(ひぼう)中傷について、持論を展開した。
 日本一周に挑戦するなどさまざまな経験をSNSで配信しているゆたぼん。だが、「不登校」を全面的にアピールする姿勢に対し「義務教育は受けさせるべきだ」などとさまざま意見が飛び交い、ネット上で大きな話題となっている。中には執拗に誹謗中傷するアカウントもあり、今月18日にはゆたぼんの代理人弁護士が、誹謗中傷を巡る裁判で勝訴し、書き込み主に約12万円の支払い命令が下ったと報告していた。

 同じくユーチューバーとして活動する小林は、誹謗中傷に対し「最近では…ゆたぼん?自分が思ったことを発信して、それでいいじゃん、と私は思うんですけど…」とコメント。匿名での攻撃には「いわゆるネット弁慶ということですよね」とため息を吐き「人間って、“好き”か“嫌い”かにポーンって分かれると思うんです。好きだったらいいコメントになるでしょうし、嫌いだなと思ったら悪意を持って書く。これって人間の悲しいところですけど。でも、責任のないことを書いてはいけません。あなたが全部責任を取れればいいけど、と私は思います」と注意を促した。

 続けて「昔ね、羽仁進さんという映画監督がいて、娘さんがいらっしゃるんだけど、彼女はやっぱり同じように“なぜ、みなさんと同じように学校に行って勉強しなきゃいけないのか”とおっしゃったんです。そしたら監督が“じゃあ分かった。学校に行かなくていい。その代わり、僕と一緒に世界各国で映画を撮ったりドキュメントを撮ったりするから、一緒に来い”と言って、世界各地に一緒に行ったの。彼女は英語から何から堪能になって、小学生で現地の経済なんかも知って」と例をあげ「どっちがいいか悪いか、なんて、誰かが決めるわけではないけども…彼女はその経験から“ドキュメンタリーを撮りたい”という思いが生まれて。映画を作るためにはやっぱりもっと違うことも勉強っしなくちゃいけないって、どんどん波及していくわけです。こういうことも一つの道かな、と思うんです」と語った。

 「学校に行かなくていいよということを奨励しているわけではなくてね、そういう道もあるのかな、ということ。子供がどう生きたいか。今現在、どう生きたいかと思っていることがあるのだったら、それを受け入れてあげる大人の社会でなきゃいけないのかなあと私、思うの」と打ち明けた。
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