矢沢永吉 前人未踏の日本武道館150回目公演中止 当日に発表「一番大事な喉の不良で」

2022年12月20日 10:07

芸能

矢沢永吉 前人未踏の日本武道館150回目公演中止 当日に発表「一番大事な喉の不良で」
矢沢永吉 Photo By 提供写真
 ロックシンガー矢沢永吉は、喉の不良のため20日開催予定の日本武道館公演を中止すると、公式サイトで発表した。
 「矢沢永吉のヴォーカルとしての一番大事な喉の不良により、中止とさせていただく事になりました」とし「一昨日(武道館149回)から喉の調子が悪く、この2日間、どうにか戻そう、なんとかステージに立とうと、いろいろな治療をし、手を尽くしてきたのですが、本日、矢沢本人が難しいと判断しました」と説明。「こういう中途半端な形ではステージには立ちたくないという思いと同時に、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。コンサートを楽しみにお待ちいただいておりました皆様におかれましては、誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」としている。

 11月から全国ホール&アリーナツアーを開催。日本武道館は締めくくりの会場で、15~20日に計4公演を行う予定だった。最終日の20日の公演が同所での前人未到の150回目だった。

 1977年8月26日に日本人のロックシンガーで初めて日本武道館でコンサートを開催。30年後の2007年12月16日には通算100回公演を記録した。同所での公演回数はこの日までに史上最多の149回(2位は松田聖子の121回)に達しており、矢沢ファンにとっての聖地となっている。
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