プロフェッショナル出演、伝説のNSC講師がM-1解説 王者ウエストランドは2本で「1本のネタやった」

2022年12月20日 15:01

芸能

プロフェッショナル出演、伝説のNSC講師がM-1解説 王者ウエストランドは2本で「1本のネタやった」
本多正識氏 Photo By スポニチ
 吉本総合芸能学院(NSC)講師で漫才作家の本多正識氏が20日、ABCラジオ「ミルクボーイの火曜日やないか」にゲスト出演。ミルクボーイと「M-1グランプリ2022」を振り返った。
 ボケが矢部浩之、ツッコミが岡村隆史だった若き日のナインティナインに「ボケとツッコミ逆やで」と助言した逸話が有名な伝説のお笑い講師。「NSC生も含めて、生で30万本以上のネタを見てきた」といい、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも取り上げられた漫才のエキスパートだ。ミルクボーイもNSC時代からネタを見てもらっていた恩人で、本多氏はミルクボーイのM―1優勝を本番の数カ月前に予言していたという。

 今年のM―1について「いろんな形が出てきて、僕は楽しかったですよ」と本多氏。ウエストランドの勝因については、「10番目に出てきて、CMを挟んで決勝ネタが1発目やったやん。あれ、1本のネタやった」と、2本のネタが連続で披露できた「出番順」の妙を挙げた。

 「もうちょっと聞きたいなあ…がありながら、CMがあって、続きが来ましたみたいな感じやったから。ウエストランドが(ファーストラウンド)1位で、最終決戦で間にとロングコートダディとさや香が入って、最後ウエストランドになってると、ちょっと空気が変わってたと思います。だからあれ、最高の出番やったと思います」と指摘した。
 
【楽天】オススメアイテム