黒柳徹子　愛馬の走力を嘆く前川清に、らしさあふれるアドバイス「分かりますよ～、馬は」

　歌手の前川清（74）が23日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」に出演。趣味の競馬について語った。 　かつてほどの頭数ではないというが今も馬主を務め、愛馬のレースを見守っているという前川。楽しみにしていた新馬戦でショックだった思い出を明かした。「1頭だけが遅れて走ってて。ある調教師が“誰だ、牛が走ってるぞ～”って。え？牛？…って僕の馬なんです」と苦笑い。黒柳徹子も爆笑する中、「1年、2年かけてた夢が…でもやっぱり現実は…遅いんです。早くないんです」と肩を落とした。

　黒柳は「“オマエは、遅いから早く走るように心掛けたほうがいいぜ”って話しかけてもダメですかね？」と問いかけた。前川が「ダメです。言葉は分かりませんね」と言うと、「分かりますよ～、馬は！みんなそういう風に言ってないからいけないのよ」と、動物好きならではの持論を熱く語った。

　「みなさん言ってると思いますよ…“走ってくれ”って」と返す前川に、「そんな命令みたいに…。“君は本当は速いんだから。もっと速く走ったほうがいいよ？”って話しかけるように。動物なんてものには命令しちゃダメですよ。お話しするように、今度言ってみて？」とアドバイスした。

　「なるほど！今度言ってみます。“君は牛じゃない、馬なんだ”と優しく言っておきます」と応えた前川に、「君は牛じゃないよ、なんて言ったら気悪くすると思いますよ」と吹き出した。「優しさで訴えてみたいと思います」と助言を聞き入れた前川に、「勝ったら教えてね」と笑顔で呼びかけていた。