矢沢永吉 巨額詐欺の35億円借金に本音告白「僕だって、もうダメだと思いましたもん」
2022年12月23日 23:25
芸能
順風満帆な活動をしていた98年、巨額の詐欺被害が明るみに出た。オーストラリア・ゴールドコーストに予定していた高層ビル建設計画をめぐり、土地購入のため約35億円を出資。ところが、責任者で古くからの友人でもある人物に、融資の担保に利用され、土地を無断で売却されてしまった。ビルにはレコーディングスタジオなどが入る予定だった。
当時の心境を、矢沢は「僕だって、もうダメだと思いましたもん。“あ~俺、やっちゃった。何やってるんだ、一体”って」と率直に打ち明けた。それでも、「僕って単純で分かりやすいですから、“大変だけど、返せるかな?”、“返せますとも”って言われたら、分かった!って、またまっしぐらに行ける、単純なところがある」と、周囲に背中を押されながら借金返済を開始した。
結果、矢沢は借金を6年で完済してしまった。「だから、おかしなもので、ちゃんとできたら、“そういうこともあったよね”と言えるわけじゃないですか?俺はラッキーです。ホントに。助けてもらったみたいな」と振り返った。