松本潤「浮かない?」不安だった「鎌倉殿」最終回サプライズ 小栗旬との構想発端→三谷氏が吾妻鏡アイデア
2022年12月25日 20:08
芸能
「鎌倉殿の13人」最終回の冒頭、鎌倉幕府による公式の歴史書「吾妻鏡」を読む家康を演じた松本。事前告知なしは当然、台本にも書かれていない超弩級のサプライズ登場。翌年の大河主演がその役で前年の大河最終回に出演、しかも、それが大河デビューとなる異例中の異例の仕掛けだった。SNS上は騒然。最終回パブリックビューイング(PV)の会場(鎌倉女子大学)からも一番のどよめきが起こった。
もともとは松本の大河主演、盟友・小栗との大河主演リレーが決まった時から「せっかくだから、どんな形でもいいから、旬の作品にちょっとでも参加させてもらえないかな、みたいな話を、僕が大河出るってなったタイミングから2人で話してたんだよね」。そのプランを小栗が脚本の三谷幸喜氏に伝え「『なるほど』って三谷さんがなって。それで『あっ、物凄く面白いことを思いつきました』っていうメールが来て。じゃあ、(吾妻鏡で)承久の乱を読んでた家康にしようっていうのが、全部三谷さんが考えてくれて」と実現した。
小栗が「凄い不安そうでしたね」と水を向けると、松本は「『これ、浮かない?』みたいな。これは『鎌倉殿』の最後に出るのにふさわしいのか、みたいなところは、撮影しててもあったし、実際にそのオンエアを見た時も、これで大丈夫なのかなっていうのは思った」「まさか『鎌倉殿』に徳川家康で出られると思ってなかったから」と明かした。
バトンタッチする形で大河主演俳優となった親友の2人。「鎌倉殿の13人」最終回の翌日曜に“鎌倉殿ロス”を埋める夢の対談が展開された。