【紅白】大泉洋　「鎌倉殿」で帝王学伝授した小栗旬とがっちり抱擁「このまま飲みに行きたい」

　大みそか恒例の「第73回NHK紅白歌合戦」（後7・20）が、東京・渋谷のNHKホールなどで行われ、3年連続の司会を務めた俳優の大泉洋（49）が、ゲスト出演した小栗旬（40）と再会した。 　今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、大泉が物語の前半で源頼朝を好演。その冷徹なキャラクターが大きな話題となった。そんな中、主演で北条義時を演じた小栗の出演が決定。劇中で帝王学を伝授した“義時”と、どんな絡みがあるのか注目されていた。

　サングラス姿で登壇した小栗は、「佐殿（すけどの）に会うために駆けつけました」と一言。大泉は「お前…俺の一族、みんな殺しちゃったな。俺も悪いけど、お前も悪かった」と、頼朝の無念を代弁するように話した。

　小栗は、北条時政役を演じ、この日はゲスト審査員として見守った坂東彌十郎に向かって「父上！」と手を振った。鎌倉殿キャストの集結に、大泉は「久々にそろいましたね。本当はこのまま飲みたいけども」とつぶやき、笑いを誘っていた。

　73回目を迎えた今年の紅白は、改修工事を終えたNHKホールで2年ぶりに開催。同所での有観客での開催は、3年ぶりとなった。司会は大泉と橋本環奈（初）桑子真帆アナウンサー（2年ぶり4度目）。スペシャルナビゲーターとして「嵐」の櫻井翔も参加した。大トリはMISIA、白組トリは福山雅治。

　ゲスト審査員は「嵐」松本潤、プロフィギュアスケーター羽生結弦さん、プロ野球ヤクルト村上宗隆内野手、サッカー日本代表森保一監督、女優・芦田愛菜、黒柳徹子、福原遥、歌舞伎俳優・坂東彌十郎、アーティスト西村宏堂、新国立劇場舞踊芸術監督の吉田都氏。テーマは「LOVE＆PEACE―みんなでシェア！―」。