漫才は「天職」と語るオール巨人「“体力の限界”って言うて辞めたいな」引き際について語る

　お笑いコンビ「オール阪神・巨人」のオール巨人（71）が、12日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」（木曜後11・17）にVTR出演。“引き際”について語った。 　番組では「師匠と真剣ランチトーク」という企画を設け、ツートライブ・周平魂が巨人と2人でランチをしながら、漫才について会話を繰り広げた。

　芸歴48年目を向かえた巨人は、周平魂から「師匠にとっての漫才とは？」と尋ねられ「天職かなと思ってます」ときっぱり。「商売やって、いろんなことやって、親父に無理言うて、漫才やって、漫才の仕事もたくさんもろて、審査員もやらせてもろて、今でも喜んでもらえるような漫才できるし、70越えてなかなか、ウケはらへんで」と謙虚に笑った。

　その上で、引き際についても語り「スポーツプレーヤー、相撲取りさんも皆、“体力の限界”言うて辞めていくやんか？“体力の限界”って言うて辞めたいな。まだあんのにって」と自身もアスリート同様「体力の限界」を理由に引退したいと語った。

　ただ、「記者会見で“体力の限界です”って言うて、1時間ぐらい喋って。そんなんも面白いなって思ってる」と芸人らしく最後まで喋り倒して辞めたいというビジョンも口にし、笑っていた。