笠井信輔アナ 同い年のTBS向井政生アナを悼む「本当にショック。良いアナウンサーだった」
2023年01月23日 14:23
芸能
自身は2019年に血液のがんと呼ばれる悪性リンパ腫を患い「7割程度の生存率」と宣告された後、がんを克服した笠井アナ。入社した局は違えど、同じ時代を駆け抜けた“同志”で思いも深い。
エピソードとして「向井くんってね、同期なんだけども、学年は一つ下なんですよ。あいつほんとにね、アナウンスメントが上手くて。学生アナウンサーの代表みたいな男だった」と群を抜く技術の持ち主だったと振り返った。
ただ、就職活動時は苦労していたと言い、「なかなかうまくアナウンサーになれなくて。TBSにどうしても入りたいって言って。TBS、私たちの時代って試験が無かった。そのために留年したんですよ。1年間留年してTBS入ったっていう。見事なやつだった」と志高き人間であったことも明かした。
続けて、「なんで真面目にアナウンスメントに取んいでた向井くんみたいなね、人が、そうやって天国に行っちゃうのかぁと思って」と神妙や声色で言葉を並べた。
向井さんは、19年に顎下腺がんの手術。20年にも放射線治療を受けるなど、闘病を続けていた。関係者によると、昨年初夏まで仕事を続けていたが、その後は療養のため休んでいた。