【一問一答・その5】TKO木本「僕らは崖っ縁、というか落ちてる。上がろうとする情けない姿見て」

2023年01月23日 16:27

芸能

【一問一答・その5】TKO木本「僕らは崖っ縁、というか落ちてる。上がろうとする情けない姿見て」
会見で相方のTKO木下隆行(右)とポーズをとる木本武宏(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 巨額の投資トラブルが発覚し、芸能活動を休止しているお笑いコンビ「TKO」の木本武宏(51)が23日、都内で会見。騒動を謝罪した。会見の終盤には、相方の木下隆行(51)が登場。コンビとしての活動再開について語った。
 2人のやりとりは以下の通り。

 ――せっかくの大勢が集まった機会にTKOを売り込んでは。

 木本:ありがとうございます。とにかく僕たちは今、崖っ縁です。というか崖から落ちてます。でも、お笑いっていう仕事に甘んじて、落ちてしまった崖から上がっていこうとする情けない姿を見て笑ってもらえる日が一日でも来るように、信頼を取り戻せるように、まっすぐ頑張っていきますので、よろしくお願いします。

 ――2月の大阪(トークライブ)が第1弾。その後は?

 木本:そんな話全然してないですが、来てもらえるなら全国をライブで回りたい。

 木下:その思いはいっぱい。

 木本:今同じ思いと聞けて安心したんですけど、そのくらいあちこちでライブをさせていただきたい。いろんな事務所のライブとか、いろんな方の主催ライブもあると思うので、そこにゲストで出せてもらえるなら、イチ出演者として呼んでほしいという依頼は、こちらからどんどんしていこうと思ってます。

 ――木本さんのYouTubeチャンネル開設、木下さんのチャンネルへの出演は?

 木本:今まさしく(木下に)「出して」って言ってます。しゃべれる場所、映れる場所があればどこでも行きたいので。、まずは…

 木下:Bad(評価)が記録更新されない?

 木本:その更新も世間の人に見てもらうくらいの気持ちでなんとか。あと、一つはすでにチャンネル開設してるんですけど、サウナに特化したやつなんで。さすがに今サウナに行って整ってる場合じゃないので…。そういう活動はできたらいいなあ、どういうメディアが良いのかなあと、いろんな方に相談させてもらってます。TKOとして新たなチャンネルもやりたいです。ただその前に、まずはライブから。でもTKOでやるんだったら、YouTubeチャンネルでもネタ見てもらえるんだったら最高。でもまずそれに至るまでに、やるべきことはライブだなと思っています

 ――あらためてお笑いへの熱意、情熱は。

 木本:一時期、そういう情熱っていうのが完全に消えてしまいました…騒動後。どう考えて無理だと思いましたし。でも少しずつ事態が前進して、気持ちにも少し余裕が生まれた時にテレビを見始めた。当初はテレビからも逃げてました。見始めたときに、すっかり新しい世代の人たち…賞レース見てても新しい人たちの笑いっていうのを見た時に、すごく刺激受けて。やっぱりすごいなあ、お笑いは!と思って。今テレビで活躍している後輩に、思いっきり刺激を受けて、自分の中でのモチベーションになってます。及ばないかもしれないですけど、この人たちともう一回同じ現場で仕事したいなと思うくらい、楽しませてもらってます。

 ――世の中の反応について。

 木本:受け入れてもらえそう、とかいう方向では全く考えてない。受け入れてもらうにはどうしようという発想もなくて。信頼を取り戻さないとダメなので、それが受け入れていただけたという結果になれば最高ですが。受け入れてもらうとかいうのはめっそうもないという気持ち。もう一回ちょっと見たろかと思ってもらえるように頑張ろうと思ってます。

 木下:僕も3年前不祥事を起こして、皆さんのおかげで少しずつ自分を出せていけた。木本も今日、包み隠さずウソなく皆さんに伝えられたと思うので、これを一個一個今日から包み隠さず皆さんの前で話せていけるようになれば…信頼を取り戻せるようになって、コントという形で皆さんに笑っていただける日が来るように、頑張ります。

 木本:これから気を引き締めて気を改めイチから頑張っていきますので、少しでもけっこうなので、応援をお願いします。ありがとうございました。
(何度も頭を下げ、下げ退場。退場後、再び2人で戻って頭を下げ退場。再度登場を期待する声に、再び登場し、再度お辞儀)

 ――木下さん、昨年ガーシーさんにいろいろ言われていて、ガーシーさんは議員になりましたけど。こんな状況ですが何か言いたいことは?

 木下:(不意打ちの質問に驚きながら)ええ…まあ、そうですね…。まあ、僕も頑張るんで、頑張ってください、と…。
(クビをかしげながら、苦笑い)

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