読売テレビ大橋社長 昨年12月の“持ち禁”記録媒体紛失に「居眠りしてしまう環境を…我が社の罪も重い」

2023年01月23日 17:40

芸能

読売テレビ大橋社長 昨年12月の“持ち禁”記録媒体紛失に「居眠りしてしまう環境を…我が社の罪も重い」
「新春社長会見」に出席した読売テレビ・大橋善光社長 Photo By スポニチ
 読売テレビ・大橋善光社長(68)は23日、新春社長会見に出席。昼の人気情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)について「マジメに、前向きに、真正面から取り組んでいるのが共感を得ているのでは」と語った。
 昨年7月の安倍晋三元首相襲撃事件に端を発した旧統一教会問題を積極的に取り上げてきたことを支持。その上で「許しがたい事件だが、我々が学生の頃から起きていた問題」とし、自身も新聞記者経験を踏まえ「(旧統一教会を)この2、30年間、キチンと掘り下げて報道してこなかったことには忸怩(じくじ)たる思い。もっと前向きに報道しておれば、このようなことにはならなかった。(メディアが)報道できてなかったことを反省すべき」とした。

 また、同局番組に携わる制作会社のスタッフが昨年12月、電車内で居眠りしていた際に、持ち出し禁止の番組に関する記録媒体を入れたカバンを紛失。その件については「大変な問題。再発防止策を講じている。ただ、居眠りしてしまう環境をつくってしまったことは我が社の罪も重い。組織として猛省しなければならない」と語った。記録媒体は個人所有物だが、社外に持ち出し禁止のルールがあった。「大阪ほんわかテレビ」など放送前を含む複数の番組のロケ取材やスタジオ収録した映像素材が入っており、記録媒体にはロックがかかっていなかった。同局は、番組出演者など関係先に事情を説明し、謝罪した。
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