片岡愛之助 養父・秀太郎さんには「本当に感謝ですね」「一声がなかったら僕は役者をやってませんから」

2023年02月08日 16:08

芸能

片岡愛之助 養父・秀太郎さんには「本当に感謝ですね」「一声がなかったら僕は役者をやってませんから」
片岡愛之助
 歌舞伎俳優の片岡愛之助(50)が8日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。歌舞伎俳優となったきっかけについて語った。
 歌舞伎だけでなく、映画、ドラマでも活躍する愛之助。2016年には女優の藤原紀香と結婚した。21年には養父で人間国宝の片岡秀太郎さんが他界したが、司会の黒柳徹子が「もともと愛之助さんは役者になるつもりはなかったんだけど、秀太郎さんに見い出されたっていう感じなんですって」と話を振ると、「そうですね。声をかけてくださったのが、父の秀太郎ですから、本当に感謝ですね」としみじみと話した。

 愛之助はもともとは子役だったが、「それこそ入れていただいた松竹芸能さんを舞台中に今月で辞めようかなっていうのを松竹さんと相談しておりまして。“分かりました”って言ってくださった。その月にご一緒させていただいておりましたんで。その時に(秀太郎さんに)声かけていただいたんですよ」と8歳で見い出され、片岡一門の部屋子となった。「ですからその時に声をかけていただいてないと、僕は何もかも辞める予定だったんですね。子役というものを。ですから本当にその時ですね。貴重な声をかけていただいて、感謝しております。その一声がなかったら僕は役者をやってませんからね。辞めて、何してたんでしょうね。まあ家継いでたんでしょうかね」と話した。その後、19歳で秀太郎さんの養子となり、愛之助を襲名した。

 黒柳が子役時代から「役者という仕事はいいと思ってらした」と尋ねると、愛之助は「楽しかったです。凄く。子供として。その時一番面白いなと思ったお仕事というか出させていただいたものが歌舞伎だったんです。歌舞伎が一番子供ながらに面白かったですね」と回顧。「役者さんが白塗りをしたりとか、男性が女性の女形を務めたりとか、立ち回りでとんぼを返ったりとか、宙づりで飛んで行ったりすることが子供にとってテーマパークに来たみたいな感じでワクワクして見てましたね。それから今までずっと歌舞伎が一番好きですね」と笑顔で話した。

 

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });