中村獅童「エゴサーチは結構やります」　影響を受け舞台での言動変えた過去「気になっちゃうんです」

　歌舞伎俳優の中村獅童（50）が8日放送のフジテレビのバラエティー番組「ぽかぽか」（月～金曜前11・45）にゲスト出演。エゴサーチについて明かした。 　MC陣がゲストのイメージを語る「ぽいぽいトーク」のコーナーで、「豪快なイメージだが好感度を人一倍気にしている？」との質問に「そんなこと当たり前ですよ」と獅童。「豪快な役が多いだけであって、意外と普段は女々しいです。落ち込みやすいです」と話した。

　舞台などについて「エゴサーチは結構やりますね」とも。「けなされていたりすると…“当たっている、自分でもっともだな”って思った時は次の日からその人のことを聞く。直したりしますね」と明かした。

　バーチャルシンガーの初音ミクと歌舞伎が融合する「超歌舞伎」では「最後はライブなノリになるので、初音ミクさんのファンの方に“お前らいくぞ！”みたいなノリでいく」といい、それを見た古くからの歌舞伎のファンから「すごく品が良く好きだったんだけど、お客さんに向かって、お前ら！っていう姿を見てがっかりしました！」と書かれていたことがあったそうで「舞台では豪快ってやっているんですけど、そのことが過り、“お前たち…”って。ちょっと弱くなっちゃう。気になっちゃうんです」と苦笑。「ただただ僕のことが嫌いで悪口を書いたりするのはいいんですけど、中には当たっているのがあるので、古典歌舞伎をやっている時にはちょっとこういうふうに変えてみようかなって、そういうところが素のなんですよ」とした。

　エゴサーチについてはMCの「ハライチ」澤部佑は「私は毎日やります。朝起きてやって、顔洗ってやって、トイレしながらやって…」と四六時中エゴサーチをやっていると告白。「“澤部はああやって話を広げたほうがいいんじゃないかな”って書いてあって“確かに…”って。作家さんかなって意見を的確についてくる。たまに」と苦笑。相方の岩井勇気は全然しないといい、もう一人のMC、神田愛花は「私も結構…朝起きてして、移動中にして…。（賛否は）半々ですかね、私への意見というよりはその方のご意見を世に出している感じで、攻撃的ではないです。参考にはなりますよね」と話した。