小島慶子 LGBT「差別許されない」文言に消極的意見に憤り「与党の真ん中から出るのは本当に恐ろしい」
2023年02月14日 16:07
芸能
小島は「LGBT理解増進法ではなく、LGBT差別禁止法というのが持論」と、自身の立場を主張。その上で「同性カップルは異性カップルとは違って、婚姻が認められないというのは平等じゃないから、平等にしましょうってことですが、“今現在、起こっている差別、不平等を解消しましょう”ということをやるのが、差別はダメですよってことですよね?差別禁止。そういう差別禁止をした時に、誰が差別されるかというと、差別をしたい人なんですよ」と指摘した。
さらに「“絶対差別したいって。何で差別する自由が得られないんだよ。差別禁止するなんて。差別したい人に対する差別じゃないか”ということをやりたいのねというのが、記事の中にもありましたけど、与党の真ん中からそういうことが出てくるのは本当に恐ろしいこと」と嫌悪感を口にした。
小島は、法案成立によって「LGBTの人だけがいい目に遭うわけではなくて、この世の中はより公正で安全になるというものなんですよね」と理論を展開。「それに対して分断を生むとか、人権侵害が起きるとか、誰が言うのかというと、繰り返しになりますが、差別を温存しておきたい人たちなんですよね」と強調した。
小島は、岸田文雄首相の秘書官だった荒井勝喜氏が、性的少数者や同性婚のあり方などをめぐり「隣に住んでいたら嫌だ。見るのも嫌だ」などと述べ、更迭されたことにも言及。「更迭された荒井氏の発言にあったように、“自分が好きではない人、心の中で嫌だと思う人たちの人権というのは、制限されてもしょうがないよね。平等な扱いを受けなくてもしょうがないよね”と思う人たちが政治の場に就いた時には、“好きじゃない人に相当する人たちの人権は制限できる自由を手にしていたい”と思う人たちにとって、都合の悪い法律。本当に悪質な発言だと、とっても怒っていて」と、憤慨していた。