加藤浩次「社長を代えて新たな体制をつくらないとダメ」3700倍のレジオネラ属菌の老舗旅館に

2023年03月01日 09:21

芸能

加藤浩次「社長を代えて新たな体制をつくらないとダメ」3700倍のレジオネラ属菌の老舗旅館に
極楽とんぼの加藤浩次 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(53)が1日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。福岡県筑紫野市の老舗旅館「二日市温泉 大丸別荘」が、週1回以上必要な浴場の湯の取り換えを年2回しか行わず、調査で基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出された問題について言及した。
 運営会社の山田真社長は2月28日、福岡市内で記者会見し「入る人が少ないから湯を換えなくていいと従業員に言った」と指示したことを認めて謝罪し、「(問題が)ある程度落ち着いたら退任する」と語った。お盆と正月の年2回しか湯を取り換えなかったことを認め、「2019年12月以降、湯の管理が不十分となり、新型コロナウイルス(禍)で客が激減して一層ルーズになった」と説明。保健所に提出した浴場の管理表については「私の指示で湯の塩素濃度など改ざんした」と述べ、「塩素の臭いが嫌いだった」「レジオネラ属菌は一般的にどこにでもいる。大した菌ではないという認識だった」などと話した。ホームページによると、旅館は1865年創業。昭和天皇も宿泊したことがある。

 加藤は「ちょっと社長の会見見てると、なんか問題意識相当薄いなぁと、僕思っちゃったんですけど」と言い、「なにが悪いのっていう…“認識が甘かった”とは言ってるんだけれども、レジオネラという菌がどういうものなのか分かってないんじゃないかな」と厳しい口調で話した。

 そして「社長を代えて新たな体制をつくらないとダメ。完全に今の状態だと、ワンマン経営で自分が言ったことを従業員がやると思ってるし、それでいいんだっていう古い体質という言い方が正しいのかどうか分かりませんけれど、考え方が明らかに間違ってるから、会社自体をがらっと変えないと、新たに再出発できないと思うなあ。しかもこの温泉旅館を好きでずっといた人もいるわけじゃないですか。その方たちにも相当失礼なことになってますからね、ちょっと体制を立て直してもらいたいなと思いますね」と自身の思いを話した。
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