さんま命名、吉本の新劇場 発表会見でのリップサービスで大盛り上がり まだ言っちゃいけない話だった?
2023年03月12日 09:00
芸能
週刊誌記者 会見場には報道陣が100人以上いて、40分間にわたって大盛り上がり。それこそ、さんま劇場だった。リップサービスで、元夫人である大竹しのぶのワンマンショーのプランがあると明かしていたけど、あれは、まだ言っちゃいけない話だったみたいで関係者は対応に大わらわだったようだよ。
リポーター さんまによる、こけら落とし公演は完全オリジナルのものになりそう。吉本興業110周年の記念公演も2時間30分舞台に出ずっぱり、67歳…あの年齢で恐れいるよ。今度も出血大サービスになるだろうね。
リポーター 劇場名は「IMM THEATER」とさんまが命名した。「生きてるだけで丸もうけ」という座右の銘から取った。娘のIMALUの名前の由来と同じだから思い入れの深さも分かるというものだ。
ワイドショーデスク 吉本としても力が入っている。“笑いの殿堂”なんばグランド花月の858席に次ぐ709席。関東では最大規模だものね。20年以上前からこのクラスの劇場をどうしても東京に造りたかった。音楽関係の公演オファーも殺到しているってさ。
本紙デスク 吉本はコロナ禍の3年間で、オンラインライブでの売り上げを急激に伸ばした。びっくりするほどもうかったらしいよ。どんな時でも、ただでは転ばない。寄席小屋経営を110年間続けてきて今があるけど、この3年間で原点回帰した形。芸人も頭がいいから、どこが一番もうかるか計算する。そういう意味でも劇場を軸にする芸人が増えてきている。
ワイドデスク テレビはプロモーションのツールとしての役割が大きくなってるのかもね。M―1グランプリとか賞レースのファイナリストになって名前を売ってオンラインライブで稼ぐ。それがパターン化しつつあるんだろうね。
リポーター コンプライアンス重視というのは分かるけど、テレビ業界が冒険をしなくなった。めちゃくちゃ仕掛けているのはTBSの「水曜日のダウンタウン」くらい。制作費の削減や出演者のギャラも下がってるし、夢がなくなる。制約の少ない劇場の方が客としても刺激があって面白いよね。
週刊誌記者 非日常を楽しむために客は金を払うんだからね。さんまが愛してやまない、娯楽の王様と呼ばれたテレビも何とか元気を取り戻してほしいよ。