「どうする家康」溝端淳平 座長・松本潤に感謝&絶賛「一体感」有村架純「失ショコ」オリヴィエ呼び感慨
2023年03月25日 13:50
芸能
「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。
溝端は松本とともに、昨年の大河「鎌倉殿の13人」に主演した俳優・小栗旬とも親交。「お二人には以前からお世話になっていて、『どうする家康』の主演が潤くんに決まった時、勝手に喜んでいました。松本さんに『おめでとうございます』とお祝いの連絡をしたのですが、その時に自分もこの作品に携わることができればと話をしていました。のちに本当にオファーを頂いたので、松本さんに『本当に決まりました』と連絡をしたところ、ものの20秒ぐらいで電話がかかってきて『よろしくな』と。普段あまり多くを口にしない方だと思うなんですけど、その時は松本さんもを喜んでくださっているというのが、ひしひしと伝わってきてうれしかったですね。」と振り返った。
松本の座長ぶりは各キャストが絶賛しているが、溝端は第6回「続・瀬名奪還作戦」(2月12日)のエピソードを明かした。
鵜殿長照(野間口徹)の息子2人と瀬名ら家族5人との人質交換。氏真と家康は川を挟んで対峙した。
ロケは早朝、今川陣営から開始。今川サイドの撮影時、対岸の松本はスタンドイン(代役)でも問題なかったが「今川家の方々に失礼」と早朝からロケに参加した。「前日は一緒にごはんも食べて、結束を固めて。チームワークや一体感をとても大事されています。初大河の僕はもちろん、ゲストの皆さんに対しても、一番演技がしやすいように最善を尽くしてくださって。あらためて男気のある方だと感じました」と気配りに感謝した。
「失恋ショコラティエ」は老舗洋菓子店「パティスリー・トレルイエ」の御曹司オリヴィエ・トレルイエ役。主人公・小動爽太(松本)と親友になり、妹・小動まつり(有村)に片思い…という関係性だった。
「僕が氏真の撮影していた時、ちょうど有村さんが別のお仕事で局にいらっしゃっていて。僕が衣装部屋にいると、後ろから『オリヴィエ』と当時の役名で呼んでくださって。そんな粋な有村さんにキュンとしましたね(笑)。懐かしかったです」と再会を感慨深く述懐した。
明日(3月26日)夜の第12回は「氏真」。ライバル・家康との闘いに、ついに決着がつく。
=インタビュー(下)に続く=