福岡在住4人組バンド「sancrib」大川内智彦さんが急逝　最後の投稿は「ハイボールが美味い」

　福岡在住の4人組シティーポップバンド「sancrib」のボーカル、ギターの大川内智彦さんが急逝したことが分かった。15日までにバンドの公式SNSなどで公表された。29歳だった。 　インスタグラムでは「大川内智彦のご親族の方の代理でご連絡させていただきます」とし、「昨日の夜、大川内智彦が急逝致しました。明日の朝まで遺体を安置しておりますので最後の挨拶をしていただける方は葬儀場まで来ていただけると幸いです」と報告した。

　「ご親族の方も大川内がお世話になった方々にご挨拶したいとおっしゃっております。尚、香典の方は辞退されるとの事でした。場所の方は画像で添付させて頂くのでそちらまでお越しください。生前は大川内智彦が大変お世話になりました」とつづり、住所が添付されている。

　バンドは19年に福岡県で結成。今月9日には福岡・天神のライフハウスでライブを行っており、ライブ後の様子をSNSで公開しており、大川内さんは訃報の前日の12日に自身のツイッターで「ハイボールが美味い」とつづっていた。

　突然の訃報に、ファンからは「ancribの音楽がいつも私に本当に特別だった、それでありがとうございます」「いつかLIVEで生の演奏歌声を聴くのが夢でした。sancribの音楽は私の毎日の癒しです。大川内さんの声が大好きです。いつまでも大好きです。心からお悔やみ申し上げます」「仲間思いで優しい方でした。ご冥福をお祈りいたします。」「突然の訃報で驚いています」「すぎます。お悔やみ申し上げます」「突然すぎてびっくりです。いつまでも聞いてられる歌声素敵でした」などの悲しみの声が寄せられている。