SixTONESジェシー　グループ結成秘話告白　1度はバラバラになるも「もう1回やりたくない？」

　「SixTONES」のジェシー（26）が14日放送のTBS「A－Studio＋」（金曜後11・00）にゲスト出演。グループ結成秘話を明かした。 　ジェシーを知る人物として、「SixTONES」の田中樹に取材をしたという番組MCの「Kis―My―Ft2」藤ヶ谷太輔は「SixTONESにとってジェシーは心臓部分だと」とのコメントを紹介。「知らなかったんだけど、1回6人で活動、ジュニアの時にして、ただある時、急にバラバラになったと。それをもう1回やろうぜって言ったのがジェシーらしい」とも語ると、ジェシーは「そうです。僕が」と明言した。

　「もともとAKBさんと僕たち6人がドラマやりまして、『私立バカレア高校』っていう。『バカレア組』って呼ばれてたんですよ、この時。横浜アリーナでもメインでライブやらせていただいて、“よし、デビューできんじゃん”って思ってたら、なぜかバラバラになりまして」と説明。「ジャニーさんは僕をソロでデビューさせようとしてたんですけど、“僕はソロはやだ”って言って。で、高地優吾に“もう1回みんなでやりたくない？”とか言って。僕言いましたよ。メンバーほぼみんなやめようとしてましたんで。その時期に。“もうやめよっかな”みたいな」と振り返った。

　当時メンバーは「仲が良かったです」とジェシー。「それで僕もこのままいくのかなと思ってたので。で、僕も僕でいろんなジュニアの子にのってピースしたり笑ったりしてるんですけど、あんまり心地よくなくて。“やっぱこいつらだな”って思ったんですよ」と回顧し、「で、もう一回ジャニー（喜多川）さんの所に行って、6人で」と続けた。

　ジャニー氏には「もう1回このくくりでやらせて」と直談判、「お手々つないでも売れないよ」と言われたものの、「じゃあ分かった」との返事をもらった。グループ名は当初「自分たちで決めてたんですよ。『BIRTH』っていう。誕生っていう意味で」としたものの、ジャニー氏からは発音が難しいと却下された。さらに「僕も練るから決めといて」と言われたものの、「数十秒後には『SIXTONES』（シックストーンズ）みたいな。6つの音色、ドレミファソラシド、最初のドはみんなのドで、レミファソラシでそれぞれが担当する音域があって、最後のドはファンのドみたいないろんな面白いこと言ってきて」とグループ名が決定したという。

　当時メンバーは東京・日比谷でライブを行っていたため、「ジャニーさんに電話して、“グループ名発表しちゃっていい？”みたいな」と了承を得て発表。ジェシーの積極性にMCの笑福亭鶴瓶が驚きの声を上げると、ジェシーは「僕は嫌われてもいいと思ってたんで」とも語った。

　さらにグループ名の発表後、2日後にはジャニー氏から「SIXTONES」は将来6人でなくなった場合にふさわしくないことと、省略して「SIX」となることを嫌い、「IX」を小文字にして「SixTONES」（ストーンズ）とすることにしたと言われたという。「発表してすぐストって略されたんですけど、そういうことがありましたね」としみじみと振り返った。

　デビューした時の思いについては「うれしかったですよ。メンバーが辞めるっていうのをもう1回僕が戻したので、第1ミッションとしてデビューさせないといけないなっていう。僕の心の中で決めてたので」としみじみ。「今思えばいろいろな時代もありましたけど、経験となっていかされてるという」と笑顔で話した。