橋下徹氏 有権者に近づく選挙演説は「要人はやるべきではない」「リスクに合わせた演説をすべき」

2023年04月16日 12:37

芸能

橋下徹氏 有権者に近づく選挙演説は「要人はやるべきではない」「リスクに合わせた演説をすべき」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)が16日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。岸田文雄首相が衆院和歌山1区補欠選挙応援のため訪れた演説会場で15日、筒状のものが投げ込まれ爆発した事件について言及した。
 警備体制や犯行への対策について意見を聞かれた橋下氏は「事前にできることって限界がありますから、僕はむしろ、政治家の選挙演説のあり方を見直すべきだと思いますよ」とコメント。「こういう襲撃事件があったからといって怯んじゃいけない。民主主義を守るために怯んじゃいけない」としつつ「今は凶器を簡単に作れるような情報が溢れてるような時代ですから、以前とはリスクが全然違うわけですよ。ですから、首相や大臣、その他要人は、自分にリスクがあるということを把握した上で、リスクに合わせた演説をすべきだと思います」と話した。

 有権者になるべく近づいた選挙演説について「要人はやるべきではないと思います」といい「大阪府警のときに、僕は自由にやってくれって言われたんですけど、一番僕のリスクに応じたベストなやり方はどれですかってことを聞くと“選挙カーの上で”とか“みかん箱はやめてほしい”とかいろんな要望がありましたから。そこは政治家の方が、今までのやり方を貫徹するんじゃなくて、考えないといけないと思います」と主張。「これは怯むんじゃないです。リスクに応じた対応をするというリスクマネジメントです」と語った。
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