高嶋ちさ子父 兄・高島忠夫さんの芸能界入りに貢献?「それを買ってなかったら、東京に出てません」

2023年05月02日 20:47

芸能

高嶋ちさ子父 兄・高島忠夫さんの芸能界入りに貢献?「それを買ってなかったら、東京に出てません」
高嶋ちさ子 Photo By スポニチ
 バイオリニスト高嶋ちさ子(54)の父で音楽ディレクターの弘之さん(88)が、2日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋SP」(後7・00)にゲスト出演し、2019年に死去した兄の俳優・高島忠夫さん(享年88)の芸能界入りエピソードを披露した。
 忠夫さんは1951年に「新東宝スターレット」の1期生として芸能界入り。映画や舞台、テレビ番組の司会などで幅広く活躍した。

 弘之さんによると、そのきっかけを作ったのが自分だといい、「人生ってホントに紙一重だと思います」と振り返った。ある日、弘之さんが買ったタブロイド紙に、スターレット1期生募集の広告が掲載されていたという。「たまたま買ったんです。それを買ってなかったら、高島忠夫は東京に出て来てません」。弘之さんは、忠夫さんに受けてみることを勧めたという。「兄貴はかっこ良かったですから。僕はその時からマネジャーの才能があったんじゃないか?兄貴に“これを受けろ”と僕、言ったんです」と明かした。

 「父も僕もバカだから、芸能界の履歴書を書く時は芸名を書かないといけないと思った」という弘之さん。中学生時代に「宇津木宏」のペンネームで小説を書き、雑誌に掲載されたこともあり、験担ぎのため、その名前で履歴書を書くよう忠夫さんに勧めたという。しかし、「宇津木」という名字は珍しく、はんこが売っていないという事態に。「横に増田ってあったから、“兄貴、しょうがない。増田宏でいこう”と、増田(のはんこ)で応募したんです」とぶっちゃけて笑わせた。

 一方で番組では、同じく芸能界入りエピソードを明かす忠夫さんの映像も公開した。忠夫さんは「(神戸の)元町にぜんざい屋さんがあって、ぜんざい屋さんのお姉ちゃんが“ぼんちゃん、あんた何で映画俳優にならへんの?”と言ったわけです」と、弘之さんのエピソードトークには一切、出て来なかった話を披露していた。すると、「サバンナ」高橋茂雄は「ぜんざい屋さんの手柄の方が大きい」と、弘之さんにツッコミを入れていた。
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