井ノ原快彦から東山紀之へバトンタッチ　テレ朝「特捜9」と「刑事7人」が初コラボ

　元V6の井ノ原快彦（47）から東山紀之（56）へバトンがつながれる――。テレビ朝日の人気刑事ドラマ「特捜9」と「刑事7人」の両番組のコラボが初実現。31日に放送される「特捜9　season6」最終回に6月7日からスタートする「刑事7人　season9」で主人公・天樹悠を演じる東山が登場することを28日に同局が発表。また東山と「特捜9」の主演・井ノ原のバトンタッチセレモニーが2019年以来に行われた。 　2015年にスタートして以来、東山演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズとして走り続ける「刑事7人」。一方、2006年に「警視庁捜査一課9係」から始まり、2018年から浅輪直樹に扮する井ノ原快彦主演のシリーズとして、関連ワードが毎週トレンドランキング上位を席巻するほど大反響を呼んでいる「特捜9」。ともに“水9”の刑事ドラマ枠でなくてはならない存在となっている作品だが、この度、東山と井ノ原によるバトンタッチセレモニーが行われた。そして5月31日放送の「特捜9　season6」最終話に、新専従捜査班の天樹刑事が登場し、特捜班の浅輪刑事と夢のコラボ・共演を果たす。

　井ノ原から東山へのバトンタッチセレモニーは19年以来。そして、ドラマでは今回が初共演となる。「特捜9」での共演シーンが撮影された直後のセレモニーでは、普段からメールなどでやりとりをし、井ノ原が東山の家にお邪魔するほどの仲だけに、大盛り上がり。ドラマ初共演に関して、井ノ原は「肩をポンっと叩いていただくシーンだったのですが、その瞬間に“あ、初めてだ”と改めて感動しました」と感慨深げ。

　東山も「井ノ原とは、割としょっちゅう連絡も取り合っていますし、家にも遊び来てくれていろいろと話す仲ですので、そのあたりの違和感はなかったです」と、すんなりと役に入り込めた様子だった。

　また、「刑事7人」と「特捜9」とが同じ世界線の中に存在しているというファン感涙の奇跡のコラボに関して、東山は「『特捜9』と『刑事7人』が同じ世界の中にあるというのは夢がある」。井ノ原も「浅輪直樹と天樹悠がしょっちゅうすれ違っているかもしれなかった…こういったコラボレーションは本当に面白い」と興奮した。

　さらに井ノ原が「ひょっとしたら僕が『刑事7人』にお邪魔することがあるかもしれません」と今後の期待を語ると、東山は「だとしたら『特捜7』『刑事9人』でやろう！」と提案して現場は大きな笑いに包まれた。