金子恵美氏 長男辞任で岸田首相の思い推測「身内に甘いのが一番指摘されやすい。泣く泣く処置を」

2023年05月30日 15:28

芸能

金子恵美氏 長男辞任で岸田首相の思い推測「身内に甘いのが一番指摘されやすい。泣く泣く処置を」
金子恵美氏 Photo By 提供写真
 元衆院議員の金子恵美氏(45)が30日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、岸田文雄首相(65)の長男・翔太郎秘書官(32)が6月1日付で辞職することについて自身の見解を示した。
 翔太郎氏をめぐっては、昨年12月30日、岸田家の親せき10人以上が総理公邸で忘年会を開き、閣僚が記念写真を撮る階段で寝そべるなどした不適切行為が報じられていた。

 岸田首相は29日、記者団に対し「6月1日付で政務秘書官を岸田翔太郎から山本高義に交代することと致しました。交代の理由としては、公邸の公的なスペースにおける昨年の行動が公的立場である政務秘書官として不適切であり、けじめをつけるため交代させることと致しました。また、広島サミット後の地元との調整業務が一段落したことからこのタイミングとした次第であります」と述べた。

 金子氏は「結局、翔太郎さんが足を引っ張ったという形になってしまっている」と、岸田政権への影響を懸念した。

 翔太郎氏について岸田首相は当初、厳重注意のみに留める方針を示していた。金子氏は「最初、注意だけで留めたというのは、何とかそれで収まればという思いもあったと思う」と首相の思惑を推測。一方で、「やっぱり身内に甘いというのが一番、指摘されやすいと思うので、政権としての求心力を失うことにもなるので、いわば“泣いて馬謖(ばしょく)を斬る”という気持ちですよね。泣く泣く、自分の思いを捨てて、こういう処置をしたという感じではある」と、自身の考えを口にした。

 報道では、親族による会食や、会見台での記念撮影など、数々の写真が掲載されている。金子氏は「写真を表に出してしまったということが、親族を含め、徹底できてなかったというのが今回(の問題)」と指摘した。
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