高嶋ちさ子 “暗黒期”を語る 1000人のホールに客20人…「イベンターさんも逃げちゃった」

2023年06月04日 11:45

芸能

高嶋ちさ子 “暗黒期”を語る 1000人のホールに客20人…「イベンターさんも逃げちゃった」
高嶋ちさ子 Photo By スポニチ
 バイオリニスト・高嶋ちさ子(54)が、4日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。作曲家でピアニスト加羽沢美濃(50)との音楽ユニット「CHISA&MINO」の活動を振り返った。
 父で音楽ディレクターの弘之さんの紹介で加羽沢に出会った高嶋。わがままな高嶋とは対照的な加羽沢の姿に「2人でだまされたと思って1回コンサートやってごらんなさい」と言われたという。

 そして、80~100人収容の会場で2人での初のコンサートを開催。加羽沢は「百何十人入ったんですよ。満杯になっちゃって。満杯どころか立ち見ぐらい出ちゃって。それでみんなだまされて“私たち売れるんじゃないか”みたいな感じで組むことになった」と話した。

 しかし、活動は思うようにいかず。高嶋は「地方で1000人のホールだと20人くらいしかいない」といい、加羽沢は「逆にね、お客さんがもう私たちと目合わせないの。見ちゃいけないものを見てるような顔して、ずっと下向いて聴いてたよ」と語った。

 高嶋によると「アレンジしてくれたイベンターさんも逃げちゃったりとかね。だって申し訳なさすぎて、当日来ないみたいな」ということも。

 加羽沢は「マネジャーさんとかも誰もいなくて2人ぽっちだったから、その人に逃げられたら私たち行く場所がないんですよ。ちさ子さんの人生においても、結構暗黒期だよね。最初すごく辛かったと思う」と振り返った。
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