鬼龍院翔 「ヘドバン」を嫌がるファンへ持論 「自分は頭振らないから損したとかじゃなくて…」
2023年06月06日 22:27
芸能
「MCはステージ序盤で入れないと意味がない」「万人に通用するのは、下から目線のMC」といった具体的なテクニックから、「・地雷を踏みたくなければ、前のステージは観ておくべき」「お客さんの心の扉を開くには」など準備や心構えに至るまで、さまざまな技術を伝授。鬼龍院は「音楽を真剣につくるのは大前提」とした上で、「来る方は音楽が好きでライブに来てるはずじゃないですか。でも終わったら、ファンサがあったかどうかという話題になる。うまさも大事だけど、人の心に触れるのはまず共感と愛嬌(あいきょう)なんです」と語り、ファンの質問に答えながらさまざまな項目を説明した。
トーク中には、ビジュアル系バンドのライブの定番である、曲中にファンが頭を振る「ヘドバン」についても言及。「冷静に考えるとあんなに頭振るの不思議。でも、我々が生まれたビジュアル系の文化として残すのはいいと思うんですよ」と持論を展開した。「隣の人の髪の毛が当たってイヤだったという声は年中届く」とした上で、「マインドを変えるべきであって、僕だったら笑っちゃうんだよね。めっちゃみんなノリノリじゃん。こんなライブをしたいなあって。それで良いんじゃないかなと思うんですよ。自分は頭振らないから損したとかじゃなくて、“それだけ盛り上がってるライブすごくない?”っていうマインドに変えるべきじゃないかな」と語った。