石原良純 全仏失格問題に「なんかしっくりこない」「映像があるのに審判が見ない…前時代的」

2023年06月10日 07:43

芸能

石原良純 全仏失格問題に「なんかしっくりこない」「映像があるのに審判が見ない…前時代的」
石原良純 Photo By スポニチ
 タレントで気象予報士の石原良純(61)が10日、MCを務めるテレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」(土曜前6・00)に生出演。全仏オープンテニスの混合ダブルスでティム・プッツ(35=ドイツ)加藤未唯(28=ザイマックス)組が優勝したことと、女子ダブルスの失格問題についてコメントした。
 加藤が失格になった女子ダブルス3回戦のマリエ・ブズコバ(チェコ)サラ・ソリベストルモ(スペイン)組との試合では、相手コート側に送った球がボールガールを直撃。危険な行為とみなされて失格になった。加藤自身は強い球を当てたわけではないとの認識で、大会の運営責任者に動画の確認を求めたが「ビデオを見ることはできない。アンラッキーだったね」と突っぱねられたことという。

 石原は「スペインの選手は、『VTRより強く打ってるわよ』って言っていたけれど、僕らから見るとそんなに強く打ってる感じもない」とした上で、「相手のチームの抗議の仕方が、ボールガールを思っての抗議なのか、本当にこれで試合をなんとかしようと思ったのか。そこまでやるかなって気もするし。あと、映像があるのに審判が見ないっていうのは、せっかくあるシステムなのに前時代的だなと」と映像確認の必要性があったのではないかと指摘。「ポイントだってあるし、賞金だってかなり大きいわけじゃないですか。もうちょっとね」と述べた。

 また「テニスってイギリス生まれのスポーツだからゴルフと一緒で紳士たれ、淑女たれっていうのがあるからうるさいのかもしれないですけど…ゴルフは(ボールが)人に当たっても、概念としては木とか石と同じだからね。ボールボーイ、ボールガールをどういう概念になるのか。ただ、見てるとなんかしっくりこないですよね、日本人としては」とした。

 それでも失格問題を乗り越えて、混合ダブルスで優勝した加藤のメンタルの強さに「それがなかったらここまでいけない。並の(メンタル)ではね」とうなっていた。
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