橋下徹氏 水着撮影会急きょ中止で「僕は大阪市長時代、撮影全部OKにした」その理由も説明
2023年06月12日 10:07
芸能
橋下氏は「水着撮影会というのを公の県の施設でやるのはどうなんだっていう意見はあるかとは思うんですけれども、僕は県の施設だからこそ、不快なものだからダメと言うことはやってはいけないと思う。不快かどうかを基準にしてしまうと本当にいろんなイベントとか集会が恣意的に政治行政の判断で“これ不快だからやめよう”“これはいい”って本当に恣意的になるので、行政だからこそ不快かどうかっていう基準は絶対にやっちゃいけないと思うんです」と自身の見解を述べた。
そのうえで「僕も大阪市長時代、大阪城のナイトプールで撮影全部OKにしたんです。いろんな意見があったんですが実施しました。その時には水着っていうのは、そもそもプールでみんな着ているもの。わいせつなものはダメですが、水着そのものはみんなプールで着ている。撮影がダメなのかっていったら、突き詰めて考えると女性だけの撮影がダメなんだったら、男性の水着も撮影OKにするという男女平等の撮影会だったらいいんじゃないのってことを議論した上でね」と持論を展開。「不快だから中止というのは行政として絶対にやっちゃいけない。だから大野さん(埼玉県知事)の中止はまずいなと思った判断は適切だと思います。役所の方がいろんな所からクレームが来てブレてしまうのはやめてもらいたい。でも役人はブレてしまう、そのうえで最後、知事がやるべきだっていうのは、今回の対応はまあ適切だったのかなと思うんですけどね」と話した。また、撮影会への未成年の参加については「僕は未成年はダメにした」とし、「本人の同意っていうものがしっかり取れているか分からないし、親が同意してもそれはダメだろうなと」と強調していた。
この問題について、埼玉県の大野元裕知事は11日に更新したツイッターで「しらこばと公園では昨年12月に詳細な許可条件を定めました」とした上で、イベントを行う事業者が過去に条件違反をしていたことから「『6月の開催中止を求めることと、今後の水着撮影会は全て中止を申し入れること』の報告がありました」などと経緯説明。一方、明確な許可条件のない施設で、他の施設の条件を当てはめて中止することや、条件策定後に違反が認められないのに中止とすることは適切でないとし「6月に開催予定のなかった加須はなさき公園を含めた県営3プールのルールや今後の水着撮影会の開催の在り方等については意見も募りながら、専門家を交えた検討を協会に依頼しました。多くの方からもこの件について意見等を頂いておりますが、埼玉県、公園緑地協会として特定の政治団体等の意見に左右された事実はございません」としている。