西野亮廣 拍手やり直しで話題に…近大卒業式で“失敗の瞬間”仕掛けた真意「『ほらね』をやりたかった」

2023年06月12日 14:45

芸能

西野亮廣 拍手やり直しで話題に…近大卒業式で“失敗の瞬間”仕掛けた真意「『ほらね』をやりたかった」
「キングコング」の西野亮廣 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(42)が12日、自身のツイッターを更新。動画が1300万回再生を超えるなど当時話題となった、2019年に登壇した近大の卒業スピーチについてつづった。
 卒業式で、西野はゲストスピーカーとして登場。拍手のやり直しを提示し、再び仕切り直したことが大きな話題となり、賛否両論となっていた。

 西野は、当時について「卒業式の前日にラオスから帰ってきた(直接、関空入りした)んですけど、最初に考えたことは『着ていく服がない』ということでした。なので慌てて大阪のデパートに行って、ヨージ・ヤマモトで、それっぽい服を買いました」と回想。

 「そこから『明日、何を喋ろっかなぁ?』と考えて、『せっかくだったら笑いを取りたい』と思ったんですね。だけど、ガチガチにネタをくっていった場合、『現場の空気と合わない』という事故が起きかねないじゃないですか?なので、持ち時間15分のうち、ラスト5分は話す内容を決めておいて、前半10分は『出たとこ勝負』で、生徒さんの反応を見ながらフリーで喋ることにしました」と、アドリブで話していたことを明かした。

 反響を呼んだスピーチについては「『過去なんて今この瞬間の立ち振舞い次第で変えられるから失敗なんてない』というメッセージだったので、自分の過去の失敗談を皆さんの目の前で笑いに変えてみせて、『ほらね』をやりたかったので、絶対にエピソードトークで爆笑をとらなきゃいけなかった(笑)」と、発言の意図を説明。

 「現場に入ってから、近大のスタッフさんにお伝えしたのは、『登場を失敗して、登場をやり直すので、すぐにオープニングVTRを出せるスタンバイだけしておいてください』ということぐらい。皆さんが思っている以上に、『出たとこ勝負』でした」とつづった。
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