宝塚歌劇　星組新人公演中止に「心よりお詫び申し上げます」

　宝塚歌劇団は14日、兵庫・宝塚大劇場で22日に上演を予定していた星組公演「1789―バスティーユの恋人たち―」の新人公演を中止にすると発表した。 　同公演の本公演は、「出演者の体調不良」のため開幕翌日の3～15日の中止を決定していた。この日、さらに「公演再開準備のため」引き続き16～18日の午前11時開演までの公演を中止。本公演の再開は「18日午後3時半の回から」としたが22日の新人公演は「公演準備が整わない」と中止とした。

　「ご観劇を心待ちにしておられたお客様には、大変ご心配とご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」としている。

　星組トップスター礼真琴主演の同作は、革命前夜のフランスを舞台にしたフレンチミュージカルで、宝塚では8年ぶりの再演として大きな話題となっている。新人公演は105期の注目株・稀惺かずと（きしょう・かずと）が初主演することになっていた。