広末涼子　NHK苦慮　朝ドラ「らんまん」撮影済みシーンあった　関係者「どうするかはまだ」W不倫の代償

　女優の広末涼子（42）が人気シェフの鳥羽周作氏（45）との不倫関係を認めてから一夜明けた15日、NHKが広末の連続テレビ小説「らんまん」に撮影済みシーンに苦慮していることが分かった。 　最近では3人の良きママのイメージだった広末は、「らんまん」に主人公の母親役で出演し、話題となったばかりだった。劇中ではすでに亡くなっているが、スポニチ本紙の取材では今後起きる物語の重要な場面で、回想シーンとして再登場予定だった。

　すでに放送された場面の再利用するのではなく、今後のシーンのために広末が新たに撮影に臨んでいた。ドラマ関係者は「広末さんが演じた母親はとても視聴者に好評だった。朝ドラのこれまでの慣例として好評だったキャラクターは亡くなった後、回想シーンなどで登場していた。今回もいつもの恒例のこととして、視聴者に喜んでいただこうとしていたのだが…」と語る。

　今後の広末の出演について同局は「出演者の選定については、自主的な編集判断のもと、その都度総合的に判断している」とした。

　取材によると、広末1人での登場シーンではなく、複数人との絡みがあるという。広末さんだけを編集で除くことは難しい場面で、さらにほかの出演陣や朝ドラの撮影スケジュールを見ても撮り直しは困難な状況だ。同局関係者は「シーンをカットするかそのまま放送するか、現状まとまっていない。大きな意味を持つシーンだけに判断が難しい」と苦慮している現状を明かした。