長嶋一茂 岸田首相、解散見送る意向表明に「大義名分みたいなものが見えてこないし…」

2023年06月16日 10:53

芸能

長嶋一茂 岸田首相、解散見送る意向表明に「大義名分みたいなものが見えてこないし…」
長嶋一茂 Photo By スポニチ
 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が16日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。岸田文雄首相が15日、会期末を21日に迎える今国会中の衆院解散を見送る意向を表明したことについてコメントした。
 官邸で首相は「複雑化する国際情勢の対応、持続的な賃上げの実現、子ども子育て戦略の実行をまずは前に進めていかなければならない」と強調し「今国会での解散は考えていない」と明言した。13日には解散について「諸般の情勢を総合して判断していく。情勢をよく見極めたい」としていたが、マイナンバーカードを巡る問題が相次いで発覚。さらに、衆院選の候補者調整を巡る自民、公明両党の対立で、東京での選挙協力が解消されるなど、情勢が悪化したことが解散先送りの判断に影響したとみられる。

 一茂は「僕はちょっと分からないですけど、タイミングを逸したのかなという感じもしますね」と言い、「サミットの後、なんかそういう(解散の)雰囲気が流れたけど、終わった後にマイナンバーの不具合があったりとか、息子さんのことがあったりとか、公明党の協力が得られないみたいな話があって。いろんな事情とか情勢を鑑みて今はその時ではないみたいなのがあるのかなと思いますけど。でも1番は解散して国民に何を問うかってことだと思うんですよね」と指摘。そして「大義名分みたいなものが見えてこないし、実際に総選挙っていったって、われわれの税金600億円が使われるわけですから、そこまでかけて何を問えるのかなというようなところが見えてこないのでタイミングを逸したのかなと」と自身の受け止めを話した。
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