福山雅治 大ヒットドラマ出演中も家賃5万5000円のアパート暮らし 「人気出てきたな」と思った出来事
2023年06月19日 15:18
芸能
19歳で俳優デビュー。アーティストとしては1990年、21歳の時に「追憶の雨の中」でデビューした。そして24歳で出演したのが大ヒットドラマ「ひとつ屋根の下」だった。
同作ではイケメンでお金持ちの「チイ兄ちゃん」役を演じて大ブレーク。「ヒットしたなという感じがしました、自分でも。どこでもチイ兄ちゃんだ!って声をかけられるようになりましたし」と福山自身も大きな手ごたえを感じたといい、今も色あせない代表作の一つだ。
当時「僕はその頃、今はなくなっちゃったんですけど川崎の武蔵新城にある第一石井荘というアパートに住んでまして。南武線に乗ってました」と回想。
音楽デビューした1990年に「初めて給料が15万円出たんです。デビューする前までは8万円で。15万あれば川崎に住めるかなということで、第一石井荘に。家賃5万5000円で6畳と6畳のキッチン。ひとつ屋根の下の時もそこに住んでたんです。住んでる方は外国人の方が1部屋に7人くらいで住んでたりとかそういう所だったんですけど…7人の部屋から(CHAGE and ASKAの)『SAY YES』がずっと聞こえてるという…大音量で」と30年前という時代を感じさせるアパート暮らしを懐かしんだ。
そのアパートでは「僕の部屋の玄関に京樽さんの袋がいつもかかっているんです。手紙が入っていて“チイ兄ちゃん、いつもドラマ見ています。私は京樽でアルバイトしている女子高生です。チイ兄ちゃんお金ないんですね”と。チイ兄ちゃんはお金あるんですけど、確かに柏木家はお金ないんですよね。ちょっと混同されてたんでしょうね」と、同情したファンからの差し入れが毎日来ていた。
「“こういうアパートに住んでいてチイ兄ちゃんは大変なんですね。私は京樽でバイトしてるから廃棄するお寿司がいつもあるので、毎日持ってこられる。これからも持っていきますね”って書いてあって。それを見て、だいぶ人気出てきたなって思いました。大音量のSAY YESの横を階段上がってかなきゃならないんで、女子高生も怖かったでしょうけど…」と語り、笑いを誘った。